第一に考慮すべき業績比率は、生産性の測定です。
これはただ単にアウトプットとインプットを測定するものなので時間をさかのぼることができ、他事業との比較はもちろん、年ごとの比較もできます。
今日の環境で競争力を保ち続けるには生産性をあげることが鍵なので、この比率は特に重要です。
あらゆる状況にあてはまる唯一の生産性測定方法というのはないが、売り上げ比率、出荷比率、製造台数の割合、あるいは従業員一人あたりの付加価値(売り上げから直接原材料費を差し引いたもの)、または出荷台数ごとの総人件費は、生産性トレンドの方向性を示します。
明らかに、意味のある比較を確実に行うには、インフレやバーティカル・インテグレーション(原材料から最終的な製品に至るまでの過程に、幅広く事業を広げること。
例えば、部品メーカーが原材料の調達まで自力で行ったり、部品を組み込んだ製品を製造したりすること)の程度を調整した比率を用いる必要があります。
例えば、自社調達ではなく購入部品の割合がずっと高い企業と従業員一人あたりの売上高を比べても意味がないでしょう。
計画の中で生産性向上が強調されていず、生産性向上を達成するための具体的な行動やプログラムがなければ、経営陣は生産性にあまり注意を払わなくなってしまいます。
・・・これは全く間違った方向性です。